足がつりやすい人には特徴があるようです。
妊娠中の女性や加齢による影響が一つです。
当てはまっているかなと感じた人はいるでしょうか?
もう少し具体的にしていきます。
なぜ足がつりやすくなるのか?
根本的な原因はどのようなのか?
まずは、筋肉や神経の異常です。
筋肉は神経から送られる電気信号によって収縮や弛緩を繰り返します。
しかし、この神経信号がうまく働かないと、
筋肉が必要以上に収縮し、
その結果として“足がつる”状態になります。
電解質のバランスが崩れている。
カリウム、
ナトリウム、
カルシウム、
マグネシウムといったミネラルは、
筋肉や神経の働きを調整します。
これらが不足すると、
筋肉が正常に動かなくなり、痙攣が起こるのです。
血行不良が・・・。
長時間同じ姿勢でいることや冷えは、
筋肉への酸素や栄養の供給を妨げ、
足がつるリスクを高めていきます。
脱水症状が・・・。
汗をかいた後や水分摂取が少ないときに、
血液の循環が悪化し、
筋肉の痙攣を引き起こすことがあります。
下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)が・・・。
本来、心臓に環流する血液が、
血管の緩みが原因で下肢の静脈に血液が溜まってしまう病気です。
足を見ると
膝から下にボコボコと皮膚が盛り上がるほどの血管があるのが特徴です。
遺伝や立ち仕事、
妊娠などが原因として挙げられます。
食事療法や薬では治療は困難なため、
専門の医療機関を受診する必要があります。
足がつりやすい人のための予防策とは・・・。
足がつるリスクを下げるためには、
日常生活において以下の食事を意識してみましょう。
① ミネラルが豊富な食材を意識的に摂る。
カリウムやマグネシウムは筋肉の健康をサポートします。
マグネシウムを含む食材
ほうれん草
アーモンドやくるみなどのナッツ類
アボカド
ダークチョコレート(高カカオ含有)
大豆製品(豆腐、納豆など)